島 大介
ヤマト航海班班長。
古代とは同期生の為、ライバル意識を燃やすこともあったが
突っ走る古代を引き止める立場になることの方が多かった。
2ではテレサと恋に落ちることになる。
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島くん。…私は古代くん派だったので、
余り彼に対して…強い意識は無かった。
落ち着いた物腰と声がとても好きだったけど。
彼はいつも古代の隣に居るべき人であった…と思う。
そう…森ユキと同じく、彼は古代の隣に居るべき人であったと。
少々無理があっても、それなりに消化しているヤマトの世界観の中で、
完結編だけは私の中で未消化のまま終わっている。
それは、私が大きくなってから観た…ということが大きな要因になっているのではあろうが…
それを除いても、クィーン・オブ・アクエリアスの存在意義などは、
未だ理解出来ない。
何より、理解が出来ないのは…彼、島大介の死である。
…彼は何故死ななければならなかったのか…?
「死」に関して意味を求めることが正しいとは思わないけれど…
脚本として考えて…後に沖田と、ヤマトの死という大きな山があるのにも関わらず、
中盤で何故彼を死なせる必要があったのか…。
いつも、いつも、出しゃばるでなく、後ろで静かに笑っていた島くん。
だから私は、彼が途中から居なくなった後も…ただ、表に出てきていないだけのような…
そんな風に思っていて…
ラストシーン、海辺に立つ乗組員(あれも赤面モノのシーンだよね…)の中に、
島くんの顔が無いのが、不思議な気がした。
今でも、彼は残ったメンバーと共に生きている…と、私は思っている。
…彼がヤマト発進までに読み上げる号令の数々が、とても好きだった。
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